日本語教育能力検定試験合格のための勉強法
日本語教育能力検定試験は受験資格はなく、誰でも受験することができます。
しかし、広範な範囲から知識を問う問題が多く、事前にしっかり勉強し準備しなければ合格することは至難の業です。
勉強の方法は主に3つ、①日本語教師養成講座などを受講する、②通信講座を受ける、③市販テキストなどを購入して独学で頑張る、となります。
それぞれメリット/デメリットがあります。
①日本語教師養成講座のメリット/デメリット
420時間コースに通えば、メリットは大きいです。
- 日本語教育能力検定試験に合格しなくても修了すれば日本語教師になる資格を得ることができる
- 広範な日本語教育能力検定試験の出題範囲を網羅した勉強ができる
- 教育実習など実践力を養うことができる
これは日本語教師になる場合、とても大きなことです。
デメリットとしては、
- 半年~1年間通学が必要となる。
- 金額が高い
となります。
日本語教師になりたい!という本気度の高い方にお勧めの方法です。
また、日本語教育能力検定試験対策コースでも
- 合格率が高い。毎年20%~25%程度の合格率の中、受講者の合格率は軒並み50%を超えている
- だいたい2~3か月と比較的短い期間の受講で済む
点が挙げられますが、デメリットとしては
- 検定試験に不合格であれば何にもならない
ことが最大のデメリットではあります。
②通信講座のメリット/デメリット
通信講座では、そのメリットは
- 比較的安い
- 自分の生活パターンの中で自由に勉強時間を設定できる
ことで、デメリットとしては
- 日本語能力検定試験に合格しなければ日本語教師になれない
- 一般に日本語教師養成講座ほど合格率は高くない
- 検定試験に合格しても、実践力は身につかないのでそのまま日本語教師になるのは難しい
ことが挙げられます。
また、途中で勉強を断念してしまう方も少なくないようです。
③独学で頑張る
市販のテキスト等を購入して、通信教育も養成講座も受けず独学で頑張る方法もあります。
そのメリットは
- 費用が安い。テキスト購入費1万円以内で収まることがほとんど
- 自分のペースで勉強できる
ですが、デメリットも多く、
- 日本語教師養成講座に通ったり通信講座を受けたりするよりは合格率が落ちる
- 勉強のペースがわからない
- 合格してもその後が大変で、日本語教師になるためにプラスアルファの努力が必要
などです。
合格する確率を上げるために
受験するのであれば、あくまでも合格を目指さなければなりません。
250時間とか300時間とか500時間という具体的な数字を挙げる方もいらっしゃいますが、自分が理解できるまでやる、自分が納得する時間を心がけることが大切です。
出題範囲が広いわけですから、闇雲に勉強を行うのではなく、出題範囲を分析した対策を行うことがポイントです。 とにかく合格のためには学習時間の確保がとても重要です。
合格する確率を上げるためにも、合格後日本語教師になるためにも、日本語教師養成講座に通われることをおすすめします。
赤門会日本語教育能力検定試験対策コースについて
赤門会では420時間コース、日本語教育検定試験対策コースどちらも実施しています。
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