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日本語教師の資格取得と就職なら赤門会日本語教師養成講座

日本語教育能力検定試験合格者の声

日本語教育能力検定試験合格者の声

費用の割引もあり大変助かりました

Y.H.さん 女性 50代

日本語教育能力検定試験合格証書

2018年4月から、赤門会で「420時間の講座」と「日本語教育能力検定試験対策」「直前対策」を受講しました。「試験対策」はどちらも「420時間」に組み込めて、費用の割引もあり、大変助かりました。

本格的に検定対策の勉強を始めたのは「直前対策」を受けてからです。「直前対策」では過去問を解く、先生の解説を受ける、の繰り返しでした。先生の解説でその場でわかった気になっても、見直すとわからない、自分でとったメモを見てもわからない、状態でした。テキストを見直そうとしても、複数の分野にまたがっていたり、ほかの分野に広がったりで、時間がかかりました。そこで、自分だけの参考書を作ろうと思い、しかも過去問だけに限りました。

先生の解説を書き込んだコピーに、授業名や授業内の解説、関連項目など。ほかの年度で出されている問題なら、その年度。苦手な部分や間違えやすい部分は特に丁寧に、書き込みました。結果的にはこの自作の参考書が効果的でした。試験当日の朝も、電車の中で見直しました。そのほか、音声の口腔図は特に苦手でしたので、これは、カードを作りました。試験Ⅱは時間も大切で、実際問題文が流れるまでに、どれだけ準備ができるかもポイントだと思います。その訓練も直前にしました。自作参考書と試験Ⅱの訓練が合格した決め手だと思っています。実際、試験対策は過去問だけです。過去問4年分を最低3回は解いたと思います。それでも間違える問題もありました。間違えたときは、自作参考書で確認、まとめて書き込んであるので、いくつもテキストをめくらなくて済みます。その作業を前日まで続けました。

それでも、試験後は手ごたえも無く、朝早くから夕方までの一日がかりの試験にぐったりしたのを覚えています。

担当講師の先生に「難しかったです。合格は無理そうです。」とご報告したところ、「いや、わからないよ。」と慰めていただきました。合格通知が届いたときは、あまりのうれしさに声が出るほどニヤニヤしてしまいました。

振り返ってみれば、いままでで一番勉強した期間だったと思います。

文化庁認定ではなかった講座で資格が必要に

O.S.さん 女性 40代

日本語教師を目指し、420時間のWEB講座を修了したのは3年前でした。ところが、その年からの新ルールにより、私が受講したWEBのクラスは文化庁から認定されなくなりました。結果的に、全ての講座を修了したものの、資格としてみなされませんでした。

そこで私は日本語教育能力検定試験合格での日本語教師を目指しました。その時は先述のWEB講座を受けたアカデミーが提供している検定対策を受講し、受験しましたが残念ながら不合格でした。諦めたくなかった私は、翌年、赤門会の養成講座を受講することにしました。なぜなら、文化庁国語課への届出を受理された講座を修了しなければ有資格者となれなかったからです。 講座を受けながら、同時進行で行われていた検定対策も受講し、再度受験しましたが不合格でしたので、私の挑戦はまだ続きました。赤門会の検定対策は、当然のことながらWEB講座とは大きく違い、3年分の過去問を非常に細かく解説してくださいました。その時の解説のメモが、1年後に大きく役立つこととなるのです。すでに教師として教壇には立てておりましたが、検定試験に合格して初めて教師としてのスタートラインに立つことを目標に掲げていた私にとって、翌年の検定試験を受けない理由はありませんでした。

でも2度も失敗しました。検定試験を受けようと決意してからの2年間、勉強をしなかった日はインフルエンザで寝込んだ3日のみでした。十分な勉強時間に加え、養成講座への参加が私に知識と自信を与えてくれていたはずでした。勉強方法を変える必要がありましたが、どのように変えたらよいのか悩みました。

何度も分析と考察を重ねた結果、用語の定義を自分が説明できないことに気が付きました。確実に基礎が足りなかったのです。ですから、まず基本となるテキストを5回熟読することを目標としました。それと並行して手元に6年分の過去問がありましたから、これも5回解くことを目標としました。前回も読んだはずのテキストでしたが、1度目を通しただけでは十分に理解できていなかったことに気づきました。3回目となると内容がさらに容易に把握でき始めました。4回目となると過去問に出てきた箇所すら鮮明に甦ります。5回にわたるテキストと過去問の再考を通して、試験問題の解答は簡単となりました。その後再び、1年前のメモをもう一度見直すことにしました。赤門会の検定対策の時に書いていた当時の解説のメモの意味が分からなかったからです。

過去問は答えを覚えてしまいますから、出来たつもりになっていた可能性がありました。

問題を解きながらメモの意味を1つ1つ調べました。1つ調べると、その周辺に付随している考え、更にそこから派生する概念にもヒットし、次第に点と点が結び付く瞬間を感じるようになりました。そして次に、全ての選択肢を検索し、確認していきました。各問題の正解と不正解、そしてその理由と用語の定義を説明できるようにしました。ここまでくると勉強は楽しくて仕方がなくなります。そして、勉強した内容が授業で上手く生かせることを実感出来るようになってきたのもこの時期でした。特に音声の勉強は実際の授業に大きく役立っております。

アクセントに関しての苦手意識はなかったのですが、学習者の発音の誤用に関しては全くの無知でしたので、検定試験の2か月前から過去問のCDを毎日聞くようにしました。加えて、音声に関するテキストを1冊購入し、主に母語別の発音の特徴を学びました。そして「口腔断面図」を描く練習をしました。今では学習者の発音練習に欠かせません。瞬時に描いた図を用いて練習したら、正確な発音になります。口腔断面図を描くと、か、さ、た、な、ま、の調音点が軟口蓋から歯茎に向かって並んでいることが理解しやすくなります。こうした図解が音声記号を覚える際の映像化を可能にしました。試験Ⅱの問題3と6は学習者の間違いのパターンを覚えました。全問正解を狙える場所です。試験Ⅱの問題2は何度も聞いてコツをつかみ、全問正解を狙いました。

この検定試験はただ覚えるだけでは通用しない試験です。覚える範囲は莫大ですが、全ての考え方がつながっていて、その延長上には現場の授業があるのです。過去問には授業で使えるヒントがたくさんあります。

1度や2度の検定試験で合格していたら、この気付きはなかったはずです。3度目にしてようやく合格したのですが、私には不合格も必然であったと強く感じます。合格して初めて、教師として教壇に立つ自分を許すことが出来ました。

検定試験を目指し学んだ結果、基礎にはいつでも、何度でも戻れるということを発見しました。合格したとはいえ、やっとスタートラインに立てただけです。まだまだ勉強不足ですから日々精進致します。

独学で2回不合格、独学の限界を感じ赤門会へ

H.M.さん 女性 40代

私には420時間養成講座修了後、半年ほど教師をし、諸事情で退職した経緯があります。復帰を考えた際、厳しくなっている日本語教師の諸要件を満たしているのか不安を覚え、それならば教育能力検定にも合格すれば、自信を持って復帰できるに違いない、と考え受験することにしました。

2回受験しましたが、共に不合格Bでした。勉強が中途半端だったこともあり、しっかりやれば合格できそうだという感触はありましたが、苦手に感じる問題も多く、特有の知識とテクニックがあれば受かるのかどうか、といった勉強のコツが掴めず、しかも検定の出題範囲は膨大で傾向も見えません。独学に限界を感じたので、講師が日本語業界のベテランで実績のある赤門会の検定講座を頼ることにしました。修了した養成講座と赤門会とでは日本語教育学学習の切り口が少し違い、新たな視点や知識が得られたので、自分にとって良い選択になりました。

検定で問われる知識は、応用的で本質的に理解しているかどうかを問うものが多いので過去問を解いただけでは心許なく、詳細な解説が欠かせません。先生の丁寧な解説を聞いてそれでもピンと来ない時は、電子書籍の過去問解説を参照したりネットで調べたりしました。また、他の受講生と会話したり、授業などで出た質問と回答を見聞きしたり、たくさん問題を解くことで自分の欠点が鮮明になり、それらが試験対策にとても役立ちました。おぼつかないと思った部分は、関連する専門書を多めに用意して読み漁ったり、授業後に先生に質問したりすることで理解を深めました。細かく用語ばかり追うと必要な知識が漫然となるので、時々、基礎知識の本を数冊通読して大筋を見失わないよう努めました。勉強が進むと、日本語教育自体にも様々な「ゆれ」があるように感じ、その調整を自分なりに行う必要を感じました。調整時には複数の見解や表現を理解しながらも自身の意見を持つ事が大切で、その工程は小論文作成時に役立ちました。実践的な知識は、『自分が授業をする時にどのように活かせば良いか』をイメージしながら勉強しました。試験Ⅱは音感が怪しい自分にとって超難問揃いなので、問題1、2、5は割り切り、3、4、6が確実な得点源になるよう音声学の知識を固めました。他に追記すると、日本語教育を学ぶ前から、心理学や認知系の読み物に触れる、諸外国語の学習をすることが間間あったので、そこから得た知識や経験が検定試験に役立ったように思います。

検定合格という1つの難所をやっと乗り越えました。安堵の気持ちでいっぱいですが、まだ通過点です。苦手で消化不良だった分野や、他にも勉強しておきたいことがあります。復帰できるその時に備えて、できる限り万全な体制を整えておきたいと思います。

講師の先生のマジックにかかり合格しました

M.J.さん 女性 60代

講師の先生が何度もおっしゃったのは次の3点です。

①音声は調音点・調音法の表を覚えること。

②パラダイムシフトをチェックしておくこと。

③過去問に出てくる語彙のチェック。

全て、実行しました。

①試験3ケ月前から毎日、過去問のCDを聴き、耳を慣らす。

試験当日、問題用紙が配布され、開始の合図後、問題3の空白欄に表を書き、これを見ながら問題を解きました。おかげでスラスラ解けました。

②日頃から、日本語教育、訪日・在留外国人、留学生等に関する記事をチェック。

パラダイムシフトに関するものは、必ず出題されます。 

③過去問(4年分)の語彙をノートに書き出し、意味を調べる。

解けたかどうかは別にして、知らない語彙はありませんでした。

検定講座の最初の模擬試験では、時間が全く足りず、数問残してしまい、先が思いやられました。回を重ねる毎に全問時間内に解け、検定当日は時間が余り、見直すこともできました。講師の先生のマジックにかかり、合格することができました。

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