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日本語教師の資格取得と就職なら赤門会日本語教師養成講座

日本語教師の声

日本語教師の声

養成講座では教師としての大切なことを学びました

経験豊富な講師の先生方に教えていただく内容は素晴らしかったです

C.O.さん 女性 50代

養成講座では教師としての大切なことを学びました

日本語教師になろうと思ったきっかけは?

学生時代の友人が日本語教師をしていた関係で、学生たちと一緒に浅草やディズニーランドへ行ったことが、日本語教師という仕事を知ったきっかけです。アメリカ滞在中にたくさんのアジアの友人たちに助けられ、帰国してから何かできないかと考えたときに、この仕事をしようと決めました。

現在はどのような学習者にどのようなかたちで教えていらっしゃいますか?

日本語学校で進学、就職希望の学習者を教えています。また、プライベートレッスンで日本で働く英語話者に英語で教えています。

教師として初めての授業はいかがでしたか?

とても緊張し汗がどっと出ました。何を話したか、どう進めたのか、あまり覚えていませんが、とても充実して楽しかったことを覚えています。

養成講座で習得したことで、今に活かせていることはどんなことですか?

日本人でありながら助詞の使い方の説明が分からなかったり、名詞の使い方でも違いが分からないことが多かったのですが、養成講座では留学生の立場に立って考える姿勢や教えるために徹底的に調べるという教師としての大切なことを学び、今に活かされています。

受講期間中、講師や他の受講生とのやりとりで心に残っていることはありますか?

多くの経験豊富な講師の先生方に教えていただく内容は素晴らしかったです。特に訪れたことのない国の情報や、その国の人たちの考え方を知ることができたのは良かったです。受講生の中に予備校の講師をしていた人がいて、授業のメリハリや魅力的な授業を間近で体験できたのは、懐かしい思い出として心に残っています。

もともと外国語が好きでした

世界中から集まる学生たちとお互いの文化や言葉を教えあうような環境

N.O.さん 女性 20代

もともと外国語が好きでした

日本語教師になろうと思ったきっかけは?

もともと外国語の勉強が好きでした。英語以外にも言語を勉強してみたいと思い、高校時代に中国語を少しかじってみたり、大学時代にはフランス語を現地の語学学校で学びました。日本に戻り、就職活動を終え卒業し、別業界の会社員として一時期働きましたが、海外でもう一度生活してみたい、そのために何かスキルを身につけたい、という目標や、語学学校時代のように、世界中から集まる学生たちとお互いの文化や言葉を教え合うような環境で、仕事ができたら楽しいだろうな…と思ったのが、きっかけです。

現在はどのような学習者にどのようなかたちで教えていらっしゃいますか?

現在、日本語学校にて初級レベルを担当しています。母国で少し勉強してきた学生もいますが、全くゼロからスタートの学生もいます。学生の出身地も目的(進学希望、日本在住で生活に必要なため、ワーキングホリデー等の短期滞在)など本当に様々です。

教師として初めての授業はいかがでしたか?

始まる前の準備段階では、何から手をつけて良いのやら不安だらけでした。いざ教壇に立つと、学習者も来日したばかりで、初めての学校、先生で、緊張しているのが伝わってきたので、私だけじゃないのだな!と思うと、あまり緊張しませんでした。初日は本当に、あっというまに終わったという印象でした。

養成講座で習得したことで、今に活かせていることはどんなことですか?

学習者にとってどういう点が習得し難いのか理解する、というのは、養成講座で学んだことが活きています。今、ひらがなの指導をしていて、授業後にディクテーションの丸つけをする際には、本当にこういう風に間違えるのだな…と実感することが多く、学んだことを答えあわせをしているような感覚になります。まだ新米教師で1回の授業をこなすのにも、準備時間がすごくかかってしまいますが、シラバス・教室活動、文法の授業などで、教科書に書き込んだことも参考にしながら、いつも教案をつくっています。

受講期間中、講師や他の受講生とのやりとりで心に残っていることはありますか?

毎回授業の初めに「ことばの時間」というのを設けて、気になった言葉を持ち寄って簡単な発表をするという授業がありました。出身地や世代が皆バラバラなので、使う日本語の違いが面白かったり、日本語の豊かさを感じました。講師の先生たちから聞く異文化体験や、ほかの受講生の方々の海外生活体験を聞くのも、楽しかったです。

日本語を学んだ学生が日本との懸け橋となってくれれば

日本に関心を持ってきてくれる若い人たちのサポートをしたいと思って

Y.N.さん 男性 50代

日本語を学んだ学生が日本との懸け橋となってくれれば

日本語教師になろうと思ったきっかけは?

電機メーカーの駐在員としていくつかの国で仕事をしました。その際、それぞれの国の方々に親切にして頂き、良い経験をすることができました。不惑を過ぎ知命が近づき、今度は私が、日本に関心を持って来てくれる若い人たちのサポートをしたいと思って、日本語教師になりました。

また、日本語を学んだ学生が、日本という国や日本人に好感を持ち、日本との懸け橋となるような人材に育ってくれれば、日本の国益にも貢献できるのではないかという思いもあります。

現在はどのような学習者にどのようなかたちで教えていらっしゃいますか?

日本語学校で初級から中級の学生に教えています。クラスは20名程度で、出身地は様々です。中国、ベトナム、台湾など東アジア・東南アジアの学生が多いですが、ヨーロッパや中南米の学生もいます。学生の目的も様々で、日本での進学や就職を目指す学生もいれば、アニメやアイドルなどの趣味から日本に興味を持ち始めたという学生もいます。色々な国から来た若い人たちと接するのは刺激があり楽しいです。

教師として初めての授業はいかがでしたか?

学校へ向かう電車の中では「もう逃げられない」という気持ちでした。緊張はしましたが、会社員時代に大勢の外国人の前でのプレゼンに慣れていたこともあり、3時間目くらいから楽しくなってきました。帰りの電車では、部活の試合に勝った高校生のような気持ちでした。その夜のビールがとてもおいしかったことも思い出しました。

養成講座で習得したことで、今に活かせていることはどんなことですか?

たくさんあって書ききれませんが、一つだけ挙げると、形や意味が似ている文型の使い分けなどが参考書を見てもすっきりしない場合に、自分で分析して、学生に説明できるレベルの法則を導き出す手法でしょうか。

受講期間中、講師や他の受講生とのやりとりで心に残っていることはありますか?

「教師が楽しんでやっていない授業が、学生にとって楽しいはずがない。」というお話をうかがい、その通りだと思いました。今も、まず自分が楽しめる授業を目指して準備をしています。

また、教育実習をさせて頂いたクラスにいた学生が、後日廊下で会った時に「先生」と言って挨拶をしてくれたのがうれしくて、今でも覚えています。

寛容に接することのできる教師でありたいと思っています

異なるバックグラウンドを持つ学習者の立場だったらと考えをめぐらす

Y.M.さん 女性 50代

日本語教師になろうと思ったきっかけは?

生まれ育った土地柄もあって多くの外国人観光客と接する機会が多く、また、性格的にも人と関わることが好きだったので、学生時代から地域で日本語支援のボランティアをしていました。

そのうち本格的に日本語の教授法を学びたいと思うようになり、養成講座の受講に至ったのですが、修了した時は日本語教師になりたいとは考えていませんでした。実は、そう旨いことプロになれるはずがないと思っていたからです。

しかし、その後の日本語教育能力検定試験合格を機に、現実的に日本語教師になりたいと考えるようになりました。

現在はどのような学習者にどのようなかたちで教えていらっしゃいますか?

主に日本語学校や海外人材育成機関の研修所などで、1クラス10~20人の初中級から上級レベルの学習者に教えています。

日本語学校では専門学校・大学への進学希望者や日本企業への就職希望者に、研修所ではEPA看護師候補者や日本企業の技能実習生に対して、直接法での授業を担当しています。

学習者の出身地は中国、香港、台湾、韓国、ベトナム、シンガポール、インドネシア、フィリピン、タイ等で、その年齢も20歳前後の若者から40代の社会人までと様々です。

教師として初めての授業はいかがでしたか?

初めての授業は日本語学校での初級クラスでしたが、できる限りの準備をして授業に臨んだものの、やはり緊張しましたし、何とか教案通り時間内に終わらせたというような感じで余裕は全くなく、あっという間だったことを覚えています。

養成講座で習得したことで、今に活かせていることはどんなことですか?

多々あって言い尽くせませんが、言語習得論や、言語類型論、日本語と他言語との対照言語学の授業で学んだ事柄です。

日本教師にとって、異なるバックグラウンドを持つ学習者の立場だったら、と考えをめぐらすことは不可欠で、あらかじめ理解しづらくつまずくであろう事を予測しつつ対策をして授業に臨みますが、これらは現場でとても役に立っています。

学習者との関わりの中には様々な面白い発見があるのですが、なるほどと納得できますし、その対応に活かせていると思います。

日本語教師としての言語的な知識や教え方に関するスキルを高めることや、学習者の日本語力を適切に評価するスキルを向上させていくうえで、この養成講座の受講は正解でした。今後は学習者の感情にも関心を持って、寛容に接することのできる教師でありたいと思っています。

受講期間中、講師や他の受講生とのやりとりで心に残っていることはありますか?

まず、受講期間中いつでもすぐ気軽に講師に質問できる授業環境だったことが、何よりありがたかったです。

講師陣は、日本語教育の初期の頃から携わっていた先生もいらっしゃって、しかも大学や日本語学校等で教鞭を執られている現役の先生方ばかりでした。授業内容はもちろん、他では聞けないような興味深い貴重な体験談が聞けたことが心に残っています。

そして、受講生間のこととしては、受講生の属性も受講目的も様々だったので、いろいろな意味でお互いに刺激を受けながら、また、励まし合いながら過ごせました。今でも当時と同様に交流が続いています。

将来外国で暮らすのに役に立つスキルだと思いました

勉強と仕事の両立は辛い日々でしたが真剣に取り組めば理解してもらえます

H.O.さん 女性 40代

日本語教師になろうと思ったきっかけは?

海外で語学留学中に、将来外国で暮らすのに役に立つスキルだと思ったからです。旅行が趣味で、異文化の人、物に触れるのも大好きです。帰国後、80時間の養成講座に通いましたが、結局、海外へ行くことはなく、自信もなかったので教師にはならず、普通の事務職をしていました。それが適職ではないことは分かっていましたので達成感や充実感はあまり見出せず、もっと自分らしさを生かす仕事がしたいと思っていました。ある日、そのチャンスは今しかないと思い、まずは赤門会日本語学校へ資料請求の問い合わせをしました。帰国当時に教わった先生方がまだまだ教鞭を執っていたのも刺激となり、夢を実現させたいという気持ちが一層強くなりました。それからは職場の半休制度などを駆使して、何が何でも半年で修了しようと決めて取り組みました。課題の提出、宿題、テストなど、勉強と仕事の両立はとても辛い日々でしたが、真剣に取り組んでいれば周りは理解してくれます。周りの方々の支えと、それに対する感謝を忘れず、諦めない気持ちで無事修了することができました。

現在はどのような学習者にどのようなかたちで教えていらっしゃいますか?

学校は中国・ベトナム人留学生が殆どで、1クラス10〜20人です。主に、新入生で「あいうえお」から「て形・た形・ない形」までの半年タームのクラスで教えています。彼らにとっては私から習う日本語が初耳のことばかりですから、私の責任は重大です。直接法ですから定着がとても困難で、学生も四苦八苦しています。でも、だからこそ彼らが目に見えて成長していることがわかると、感激もひとしおです。

教師として初めての授業はいかがでしたか?

とにかく緊張しました。ハリセンとメガホンが必要だと思うくらい、元気過ぎるクラスでした。

宿題を告げた時のブーイングにはカチンときましたが、同時にハッとさせられました。養成講座で私も先生に対して似たようなことを言っていたからです。自分で志して入学したのにも関わらず、そしてそのために先生は準備をしてくださっていたのにちょっと軽率だった・・・と思うのと同時に、十代の留学生が言うのも仕方ない、人の立場に立ってみて初めてわかる人の気持ち・・・を実感しました。

養成講座で習得したことで、今に活かせていることはどんなことですか?

「あいうえお」新入生クラスが主なので、初級の導入方法、発音方法、挨拶・助数詞などの補助教材は役立っています。また好奇心旺盛な学生がだんだん気になってくるのが「助詞」です。「海を泳ぐ」と「海で泳ぐ」の違いなど、先生がサラッと説明してくださったもの隅々までが聞き逃してはいけない宝の山だと思います。

受講期間中、講師や他の受講生とのやりとりで心に残っていることはありますか?

他の受講生とペアで、授業見学やそのクラスで模擬授業をさせていただきました。ペアの相手はすでに教師経験がありましたので、いろいろ経験を教えてもらったり、慣れた模擬授業の様子も勉強することができました。

先生に日本語を教えてしまっている自分がいました

ついその気になって定年退職後日本語教師の資格を取ることにしました

T.K.さん 男性 60代

日本語教師になろうと思ったきっかけは?

一昨年まで趣味で韓国語を11年半程習っていましが、たまに韓国人の先生に逆に日本語を教えてしまっている自分がいました。先生からも絶対教えるのが向いていると言われたのを真に受けたり、新大久保での韓国人との交流会(互いに母国語を教え合う)に参加しているうちに、ついその気になって定年退職後日本語教師の資格を取ることにしました。

現在はどのような学習者にどのようなかたちで教えていらっしゃいますか?

ダブルワークをしているため日本語教師は土曜日のみで、以前韓国語を習っていた語学学校で1回2時間の個人レッスン。昨年日本企業に採用されて韓国光州から来たばかりの韓国人の新入社員と日本で起業した中国人を教えています。韓国人は日本に来る前に基本文法を韓国で学んで来たので最初から中級レベル。文法も似ているので教えやすく教えがいもありますが、微妙に助詞の使い方や直訳すると間違ってしまう表現もあるのでそういった点に注意しながら、なるべく日本人が実際に使う日本語を教えるようにしています。一方中国人は日本でビジネスをするために日本語を覚えようと熱意はあるものの、全く日本語が読めない話せない状態で来たため、ひらがな、カタカナ、数字などの基本からのスタート。初級の教科書にも進めないレベルなので根気と時間と愛情が必要です。

ビジネスパーソン向けの授業と伺いましたが、ビジネスパーソンに教える上で楽しいことや大変なことはどんなことですか?

仕事の電話を受ける時の正しい敬語の使い方などが難しいようです。日本語のレベルがある程度高ければ、自然な日本語の表現を教えられるので楽しいです。

養成講座で習得したことで、今に活かせていることはどんなことですか?

教えすぎず、なるべく学習者に発話させることです。

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