非常勤日本語講師の声

今までのキャリアを活かし、生きた日本語を伝える 

2018年入職
赤塚先生

赤塚先生

 

Q. 日本語教師をめざしたきっかけは?

私は以前、航空会社で客室乗務員として勤務しておりました。日本語教師という仕事と出会ったのは、客室訓練部という新人乗務員の研修を行う部署で働いていた時です。日本本部には外国人の客室乗務員も働いており、彼女たちは日本での3ヶ月の訓練期間中、外部の日本語教師による日本語のレッスンを受けていました。

その後勤めた総合商社では、受付でお客様の応対をする仕事をしていましたが、そこでも日本語教師の先生方に接する機会がありました。先生方は、外国人の社員を対象とした日本語レッスンのためにいらっしゃっているのでした。そこで、日本語教師という仕事の幅広さに気が付いただけでなく、ご年配の先生も多くお見掛けしたことから、年齢を重ねてもできる仕事だとわかりました。もともと人に教えることが好きな私は、次のキャリアとして日本語教師になることを考えるようになりました。私はやると決めたらすぐ行動する性格なので、仕事を続けながら日本語教育能力検定試験を受験して資格を取り、2018年から赤門会で日本語教師として働き始めました。

 

Q. 赤門会の好きなところ・魅力を教えてください

学生も先生も多いところです。大きな学校であるからこそ、システムがきちんとしているので、経験の浅い教師もだんだんとステップアップしていけるところは本当に良いと感じます。また学校の規模が大きい分、事例がたくさんあるので学べることが多く、困ったことがあってもベテランの先生たちに相談できる体制が整っているのも、心強いと思います。

 

Q. 「日本語教師をやってよかった!」と思うときは?

ビジネス就職クラス担当なので、やはり担当の学生が試験に合格した時や、企業から内定をもらえた時がうれしいです。また、このクラスでは企業訪問もするのですが、受付で何を伝えるか、案内された会議室ではどこに座り、いつ立つのか、など、何度も事前練習してから臨みます。学んだことが、実際の訪問で学生たちがしっかりできて、先生!ありがとうございました!と言ってくれる時なども、やっていてよかったと感じます。

ビジネス就職クラスの学生は、赤門会を卒業した後日本で働いているので、卒業後も日本で活躍している様子がわかると、本当にうれしいです。卒業後も連絡を取り合って、つながっていられるのはいいですね。

赤塚先生

 

Q. 苦労したこと、戸惑ったことはありますか

私は日本語教師養成講座を経験していないということもあり、教壇に立ち始めたころは、クラスごとにまったく異なる質問を受けることが少し大変でした。レベルごとに担当の常勤の先生がいらっしゃるので、わからないことは聞いてみたり、先生同士で情報交換したりして、解決していきました。定期的な勉強会もあるので、そこでもいろいろな知恵をいただいています。 

 

Q. 休日の過ごし方を教えてください

アニメや韓国ドラマを観たり、飼っているネコと過ごしたりしています。アニメは、赤門会で日本語教師を始めてから観るようになりました。アニメが好きな学生が多いので、アニメの話題はクラスの共通言語にもなります。

 

Q. これから日本語教師になる方へのメッセージをお願いします。

安心していただきたいことは、「これまでのキャリアは、どんな業種であっても、必ず役に立ちます」ということ。日本語教師を目指す方には、いろいろな仕事に就いていた方がいると思います。どんな仕事でも、それぞれの職場で、生きた日本語を使ってコミュニケーションをしてきた経験は、自分の武器として、絶対に活かせます。実際、赤門会の先生たちの経歴もほんとうに多様です。学生たちは、先生のこれまで経験に基づいた余談を聞くのが大好きで、いつも関心をもって聴いてくれます。

 

 

一日のスケジュール

世界中から集まった学生たちを通じて、新しい価値観に触れられます

2023年入職
奈良先生

奈良先生

 

Q. 日本語教師をめざしたきっかけは?

大学卒業後、高校の英語教員を経て、その後約20年アパレル企業で働いていましたが、50歳になるのを機に、新しい挑戦をしようと決めました。今までの経験を活かせること、さらにこの先長くできる仕事は何かと考えたとき、思いついたのが日本語教師です。これまでの仕事では英語でコミュニケーションをとることが多かったので、自分が外国語を学んだり、教えたりした経験が活きるのでは、と考えたからです。まずは仕事を続けながら日本語教師養成講座に通い、日本語教師をめざすことにしました。  

 

Q. 赤門会で働くことを決めたのはなぜですか

赤門会を知ったのは、日本語教師向けの合同採用説明会です。養成講座の修了後すぐに、とある日本語学校で働き始めていましたが、せっかくなら様々な学校について知っておきたいと思い参加しました。

いくつかの学校の話を聞く中で、赤門会は勤務待遇について、とてもクリアに説明していることに安心感がありました。そして何より、私が関心を持ったのは赤門会のカリキュラム。もっとも広く使われている教科書「みんなの日本語」を使用して基礎文法をしっかり学ぶこと、そして新人教師は初級クラスの担当からスタート、といった点は、私にとっては魅力的でした。というのも、当時働き始めていた学校では独自のテキストを使用していて、なおかつ最初に担当したのが中級クラスだったので、学生たちがどう学びを積み上げてきたかがわからない状態であることに、少し不安があったのです。話を聞くうちに、赤門会で次の挑戦をしてみたいと思い、2023年からこちらで働いています。

 

Q. 赤門会の好きなところは、どんなところですか

何より、多国籍であることです!ほとんどの日本語学校では、学生の出身国に偏りがあることが多いと思いますが、赤門会は本当に様々な国から来た学生がいます。以前私が担当したクラスは、なんと17人で14の出身国・地域から来ていたんです。そうすると、やはり休み時間の共通言語は日本語になるので、学生たちも日本語を使う機会が増えますね。授業でも、学生同士でお互いの国の文化をインタビューしあうような内容のときには、本当に盛り上がります。私自身も、様々な文化や価値観に触れられることが、ここで働く醍醐味だと感じています。

また、全体的にマナーがよく、一生懸命頑張る学生が多いと思います。

 

Q. 赤門会の職場の特徴はどんなところですか

職場環境としては、色々な情報共有が早いところがとても助かります。年間スケジュールや学期のスケジュール、学期毎にかわる担当クラスも早めに発表されるので、準備がしやすいです。私はダブルワークをしているため、予定が早めにわかると時間の調整がしやすいので大変助かります。

また、新人の日本語教師にとって安心して働ける場であることも特徴です。初めの研修がとても充実しているので、教壇に立って教えた経験がない方でも安心してスタートできます。実際に仕事が始まってからも、わからないことは他の先生に相談しながら解決できるので、一人で困ってしまうことはないと思います。

奈良先生

 

Q. 苦労したこと、戸惑ったことはありますか

想像力を使うことに苦労しています。例えば文法を教えるとき、教科書の例文だけで本当に日本語初級者の彼らが理解できるだろうか、と考えます。そこで、「外国の方がこの表現を使うのはどんな時だろう」と想像して、一番身近な場面を想定した説明を学生たちに伝えられるように工夫をしています。

また、まだ日本語初級レベルの学生たちの話を聞くときにも、相手が何を伝えようとしているのか、想像力を働かせながら理解するように努めています。

これまでの仕事では、英語がネイティブではない人同士で英語を使ってコミュニケーションをする機会がたびたびあったため、その経験は今に活かされていると感じています。

 

Q. 休日の過ごし方を教えてください

体を動かすことが好きなので、筋トレやヨガをしています。あとは、以前の職場の同僚など、異業種の方と会って話すことも好きです。何か物を作ることも好きなので、編み物をしたり料理をしたりすることもあります。

 

Q. これから日本語教師になる方へのメッセージをお願いします

個人的な考えではありますが…「とにかく早く現場に出ること」をおすすめします。採用試験を受け、授業のデモをするだけでも多くのものが見えてくると思います。私は養成講座の修了まで残り2か月ほどになった段階で就職活動を始めて、すぐに日本語教師として働き始めました。資格を取得しても、「まだ心の準備ができていない」「もう少し自信がついてから…」と、なかなか一歩を踏み出せない方も多くいらっしゃいます。もちろん、個人のご事情もあると思いますが、学んだあとの新鮮な気持ちや感覚が残っているうちにまず動き出し、現場を経験することを強くおすすめします。

 

 

一日のスケジュール

学生たちを「サポートする」教師でありたいです

2023年入職
田所先生

田所先生

 

Q. 日本語教師をめざしたきっかけは?

学生時代は学校の先生になりたいと考えていた時期もありましたが、実際にはIT系の企業に就職し、システムエンジニアと営業企画として働いていました。会社員としての生活は充実していましたが、定年を迎え、何か新しいことをしてみたいと考えたとき、「そういえば昔教師になりたかったな」と思い出したのです。また、私自身が国際結婚しており、外国の方と接する機会も多かったので、「先生」の中でも日本語教師が面白そうだと考えて、挑戦することにしました。

 

Q. 赤門会で働くことを決めたのはなぜですか

日本語教師養成講座を修了した後、いくつかの日本語学校の説明会に参加しました。そこで聞いた、赤門会のある先生のご説明がとても印象に残ったのです。それは、勤務日数に関して「学生のことをきちんと理解して、対応できる先生になってもらうためには、週2以上の出勤をお願いしたい」という言葉です。他校では、こちら(講師)側に寄り添ってくださる形で「まずは週1勤務からでもいいですよ」といった説明もありましたが、学生を軸にして考える赤門会の方針が、自分の中で強く響きました。「ここなら間違いない」という思いを持って、日本語教師としてのキャリアを赤門会でスタートすることを決めました。

  

Q. 赤門会の好きなところ・魅力を教えてください

学生たちが世界中のさまざまな国から来ているので、常に新鮮な気持ちで異文化交流できることです。ちょっとしたマナーひとつとっても国によって全く違いますし、「自分にとっての当たり前は当たり前ではない」ということを日々実感できるのは、本当に面白いと感じます。
また、熱心な先生方が勢揃いなのも良いところです。ベテランの先生たちの中には、私よりもずっと年齢の若い方もいらっしゃいますが、何でも気軽に相談できる雰囲気があり、とても風通しのよい環境だと思います。

 

Q. 「日本語教師をやってよかった!」と思うときは?

これまで担当した学生が、校内で「先生!」「元気ですか?」と声をかけてくれることがうれしいです。赤門会で働き始めてから2年半が経ち、担当した学生の数は約500人。学生たちの顔はしっかり覚えています。当時はほとんど日本語が話せなかった学生が、久しぶりに会うと見違えるほど上達していることもあり、そんな瞬間にも「日本語教師をやっていてよかった」と実感します。

 

Q. 苦労したこと、戸惑ったことはありますか

当たり前のことですが、初級クラスの学生たちは日本語がまだわかりません。もちろん、そんな彼らに教えることが、日本語教師の仕事ではありますが、本当に通じないんだなあと実感することも多く、初めは戸惑いました。

だからこそ、「どうやって覚えられるようになるか?」「どうやったらもっと日本語が使えるようになるだろう?」と日々考えて、授業をするのが楽しいです。もともと会社員として働いていた時も、「何をしたら相手の心に響くか、思いが伝わるか?」を常に考え、アイディアを出し、工夫し、実行する、ということが好きでした。日本語教師という仕事もその根幹は同じだと思っています。「学生たちはこの先、日本語を使って何がしたいだろう?」「そのために自分は何ができるだろう?」と常に考えながら、毎日の授業でいろいろなことを試すのは大変でもあり、同時に本当に楽しいです。

 

田所先生

Q. 休日の過ごし方を教えてください

日本語教師を始めて以来、「お酒は休日だけ」と決めたこともあって、週末にお酒を飲むことが楽しみです。昔の会社の仲間や友人たちと飲みに行き、お互いの近況を話すのは、すごくいい刺激になります。
あとは、もともとジョギングが趣味なので、たまに走っています。

 

Q. これから日本語教師になる方へのメッセージをお願いします

「教える」というと、どうしても上から目線になってしまうので、「サポートする」と考えるのがいいと思います。日本語が上手になりたい、という学生に対して、「教えてあげる」のではなく、「日本語が上手くなるようにサポートをする」。ではそのためにはどうしたらいいか?自分は何ができるか?と考えるように心がけています。

また、まったく異なる職種から日本語教師になったとしても、それまでの仕事での経験は必ず活かされます。どんな仕事も、相手がいるからこそ成り立っているはずなので、「相手のために何かをする」という根本は、日本語教師であっても同じです。私自身も会社員時代のさまざまな経験が、今学生たちと向き合う中で大いに役立っていると実感しています。

 

一日のスケジュール

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